by boterou
カテゴリ
最新の記事
記事ランキング
以前の記事
2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 ライフログ
その他のジャンル
ブログジャンル
|
4/26 対 中日戦 8-4 完勝! 長かった・・・。 やっと、やっと、連敗脱出。 「“勝ち” って気持ちいい!」 実感ですね。 そう、勝負事はやっぱり勝たないと、楽しくありません。 しかし、全試合勝つなんて出来る訳がなく、勝ちと同じくらい負けもあるのです。 その中で、いかにして勝利をもぎ取っていくか、それがスポーツの醍醐味のひとつです。 ここまで黒星が9つ続いたスワローズ。 現実的には、今日それが止まっただけで、借金が一気になくなるなんて事はありません。 ただ、この勝利を本当に待ち望んでいたのです。 とりあえず、このどん底から這い上がって行きましょう! 今日は何と言っても、先発の 木谷投手。 明らかに初回からトバしているのが分かりましたよ。 だって、1回表を投げ切った時点で、汗はダクダク、顔もかなり紅潮するくらいでしたからね。 その気合いがボールにも乗り移ったように、初回をあっさりと三者凡退で片付けます。 四球も、ヒットも無いなんて! こんなことにすら感動を覚えるくらい、勝利に飢えていたんですよ。 とにかく今日はこの気合に加え、制球力も非常に安定していました。 特に、右打者のアウトローへのストレートの制球が抜群で、カウントを悪くしてもこの球ではいつでもストライクが取れるくらいでした。 また、スライダー、フォークも低目に集まり、時折投じるカーブもタイミングを上手くはずせていて、中日打線につけ入るスキを与えません。 序盤に大量点の援護がありましたが、なんと4回まで、パーフェクトピッチを展開するほどでした。 ここしばらく見ていないような先発投手の奮投。 4回までの12個のアウトのうち、ゴロアウトが7つ、三振が3つと、いかに低目に投げられているかがわかる内容です。(外野まで飛んだのも、ファールフライ1つだけですから) 5回表、ワンアウトから5番森野選手にこの試合初の四球を出した後、6番和田選手にツーランホームランを打たれてしまいます。 四球の後の初球を狙われたのですが、これ、決して甘い球ではありませんでした。 外低めへのスライダーを、和田選手独特の “沈み込んで薙ぎ払う” ようなバッティング。 これは上手く打たれたと、割り切れるホームランでしたし、森野選手への四球も低目の変化球が外れたもので、ある程度仕方がないと思います。 この後の打者をピシャリと抑えている事からも、それほどダメージが無い事が窺えます。 これまでのスワローズ投手陣は、こう言った後に、余計な失点を重ねていましたからね。 それがやがて大逆転へとつながっていたのでした。 ただ、中日さんは1安打で2点と、相変わらず効率が良い・・・。 6回表もあっさり三者凡退に抑えた木谷投手。 このまま完投か? と思った7回表、さすがに序盤からのハイペースの影響が出始めてきます。 先頭の3番ルナ選手にセンター前ヒット。 球もやや高く浮いていました。 そして迎えた4番平田選手の初球、序盤中盤はアウトロー低目に決まっていたストレートが高くなったところ を捉えられます。 打球はライトフェンス際へ! 長打コースかと思った瞬間、フェンス沿いを駆け抜けジャンプ一番、これをキャッチするのです! 飯原選手! スゲ~!! 超ファインプレー! 打った瞬間、完全にヤラれたと思いましたよ。 抜けていればノーアウト2・3塁、もしくは1点入ってなおノーアウト3塁と言う場面。 この時の得点は8対2と6点差ありましたが、何しろこのくらいの点差をひっくり返される試合を何度も見てきましたので、このプレーは本当に大きかったと思います。 これまで、エラーで足を引っ張る事はあっても、こう言ったファインプレーで助けると言う事はほとんどありませんでした。 木谷投手の気迫の投球をバックもしっかり感じ、受け取っていたのでしょうね。 7回に入りグッとスタミナが切れた木谷投手ですが、最後の気力を振り絞る魂の投球は、圧巻でした。 正直、この回は全部がヒット性の当たり。 3つのアウトは、先ほどの飯原選手のファインプレーと、レフトへの大きなフライと鋭いライナー。 精神論を推奨するわけではありませんが、これ、本当に気持ちのこもった投球でアウトをもぎ取ったように映りました。 タイムリーを1本許しはしたものの、結局、7回を投げ切り、被安打3で失点3の好投。 この7回を投げ切ったと言うのは、チームにとっても本人にとっても大きいと思います。 点差が無ければ、この回途中で交代させられてもおかしくないところでした。 木谷投手、ナイスピッチ! 打線も初回から、奮起! 中日先発の大野投手、立ち上がりから2者連続四球と不安定な様子。 1番山田選手にはストレート、2番上田選手には粘られて根負けと、上々の滑り出しの木谷投手とは対照的でした。 その不安定さを察知したように、上田選手に送りバントを指示しなかったベンチワークも良かったと思います。 今のスワローズには「1点先制」はそれほどアドバンテージにはなりませんからね。 ここから怒涛の攻撃! 3番川端選手、痛烈なピッチャー返しの先制タイムリー! 4番バレンティン選手四球の後、今日5番スタメン起用の 飯原選手。 1-2と追い込まれてから、外へ沈む球を上手く拾い上げると、打球はレフト前に! 今日がバースデイと言う飯原選手。 これは本当に貴重なタイムリーですよ。 ノーアウト満塁は最初の打者が肝心。 このチャンスに1点止まりでは、確実に流れを持っていかれますし、大野投手の立ち直りを助けてしまいます。 このパターンで何度も苦汁をなめてきましたからね。 さらに次の好調、6番畠山選手も高目の球を上手く被せるようなバッティングでタイムリーを放つと、その後も内野ゴロの間に1点と、初回に合計5得点! 大野投手を1回でKOです。 時折、140km後半の素晴らしいストレートを投げ込む大野投手ですが、これがなかなか狙い通りに決まりません。 やっぱりピッチャーは制球力ですね。 無駄な四球は本当に得点につながり易いですし、大量点へと発展してしまいます。 初回5点を取ったものの、これだけでは不安なスワローズ。 今日はキッチリ追加点を重ねて行きます。 3回裏、畠山選手の第2号ホームラン! 畠山選手の好調さを物語るような、素晴らしいバッティング! 今となっては、「オープン戦大王」 なんて言っちゃって申し訳ないくらいの活躍ぶりです。 杉村コーチの手腕も再評価ですね。 そして5回裏には、川端選手の2試合連続第3号ホームラン! 川端選手も好調を維持。 この直前に和田選手に追撃のホームランを浴びていただけに、本当に貴重な中押し弾でした。 6回にはツーアウトから山田選手、上田選手の連打でもう1点追加するなど、本日は10安打8得点と、効率よく得点できました。 ピッチャーの好投は、打撃にも、守備にもいい影響を与えることが良く分かりましたよね。 なんとか、連敗は9で止まりました。 今日はナイスゲームでしたが、こんな時にもひとつ苦言を。 8回表、木谷投手からバトンを受けた久古投手がワンアウトから1番大島選手に内野安打を許します。 続く代打藤井選手はスイッチヒッターですので、続投は理解できます。 その藤井選手を打ち取って、ツーアウト。 打席は3番ルナ選手。 ここなんですよ。 勝利に執念を見せるなら、ここは交代でしょ。 得点こそ8対3と5点差もありますが、このカードは明日もあるのです。 イニングも8回、投手起用も若干余裕があるはずです。 ルーキー時の久古投手には140kmを超えるストレートや鋭いシュート系の球がありましたが、現状、そこまでの球はありません。 右の巧打者に対しては不利なピッチャーです。 結果的にルナ選手にタイムリーを浴びて降板するのなら、替え時はここ。 木谷投手の続投とは意味が違いますからね。 代わったロマン投手が4番平田選手を簡単に三振に斬って取りましたので、ちょっと勿体ない1点でした。 9回は山本哲投手が3人でキッチリと締めたので、それほど大きなダメージにはなりませんでしたが。 あと、今日のショートスタメンが荒木選手。 ショートに打球が飛ぶたび、ヒヤヒヤでした・・・?! 1つ勝つのは本当に大変な事です。 だからこそ、勝つためには最善の策を講じる必要があるのです。 特にケガ人続出、不調の投手陣を抱えるスワローズには。 まだまだ巻き返しには程遠いですが、とにかく明日は勝たないと今日の勝ちの価値が半減しちゃいますのでね。 にほんブログ村
by boterou
| 2014-04-27 01:11
| 東京ヤクルトスワローズ
|
ファン申請 |
||