by boterou
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7/6 今週のハピネスチャージプリキュアは前半戦の “まとめ” とも言えるような素晴らしい回でした。 戦闘パートも日常パートもシリアスもギャグも、そして作画も。 プリンセスとフォーチュンの和解、そしてその後。 半年間の積み重ねがより一層のカタルシスとなりました。 (敵・味方は違えど、フレッシュのピーチさんとイースさんもほぼ半年でしたね。) 極限状態で和解はしたものの、いざ、日常に戻った時はどう対応したらよいのか? 人見知り(対人恐怖症?)のひめちゃんには、けっこう厳しい課題かもしれませんね。 ハピネスチャージプリキュア 第23話 「超キンチョー!いおなとひめ、はじめてのおつかい!」 “プリキュアハンター” ファントムとの激闘。 そこに鏡越しい姿を現したクイーンミラージュ。 そして鏡の中から一撃を放とうとするミラージュに 「待つんだ!」 と叫び現れたのはブルー様! 「このままでは君自身も不幸に飲み込まれる」 と言うブルーに 「ブルー、あなたが教えてくれたのよ。愛・勇気・やさしさ・幸せ、全ては幻なのだと」 と応えるミラージュ。 「そんな事ない!」 「愛・勇気・やさしさ・幸せは、ちゃんと心の中にあるんだよ」 これを聞いたミラージュは 「な~るほど」 と訳知り顔に頷きます。 まるで、「私の次はこの娘をダマそうとしているのね」 と言わんばかりです・・・。 そして 「それがブルーに力を与えている、目障り!」と、鏡越しに強力な一撃を放つミラージュ。 (ゆうゆうが肉感的?! ← HENTAI!) みんなからミラージュの事を訊かれたブルーは 「昔の知り合い・・・でも今は敵だ。みんなの力でこの世界を守ってくれ」 と少し含みのある言い方をするのです。 やっぱり、全ての元凶はブルーさんにありそうです?! キュアテンダーの事をブルーに伝えるいおなちゃん。 ぐらさんはブルーから、キュアテンダーを任されていたようです。 しかしキュアテンダーを失った責任から、なかなかブルーと顔を合わせることが出来ずにいたのでした。 当然、ぐらさんを責めるどころか、その労をねぎらいます。 そんな話の中、目配せするめぐみちゃんとゆうゆう。 「氷川さん、これからは一緒にプリキュアやっていかない?」 改めて申し込むめぐみちゃんたち。 しかし、いおなちゃんはそれをやんわりと断るのです。 わたしが入って、せっかくの良いチームワークを壊したら申し訳ないと。 突然の質問に驚くひめちゃん。 「わ、わ、わ、わたしは・・・そん、な、こと・・・」 生死を賭けた極限の精神状態の中ではお互いを分かり合えたのですが、いざ、普通の生活に戻ってみると、お互いにちゃんと普通の会話もしたことがないんですからね。 いおなちゃんに対して、まだ畏怖を感じるひめちゃん。 そのために、自分とひめちゃんの関係が妙な空気を生み出す事に負い目を感じているいおなちゃん。 本当は、もう心ではつながっているのですが、お互い一歩踏み出せません。 少し重い雰囲気を感じ取ったりぼんは、今日はせっかくみんな集まったのだから、パーティでもしようと提案します。 なかなか、できる妖精です。 「無理しなくてもいいよ」 と遠慮気味のいおなちゃんには、ゆうゆうが得意のハニーキャンディ攻撃?! 「わたしもみんなでパーティしたいな」 そして振り向くと、瞳キラキラのめぐみちゃん・・・。 そうと決まれば、動きが早いめぐみちゃんとゆうゆう。 早速パティシエにかわるんるん! そこでひめちゃんにお買い物を頼むりぼん。 リビングでは、いおなちゃんとひめちゃんの気まずい雰囲気が立ち込めていました・・・。 精神的にも、物理的にも。。。 まあ、いきなり2人きりっていのはひめちゃんにはハードル高いですよね。 お使いを引き受けるいおなちゃん、そして 「あなたも来てちょうだい、荷物持ちが必要だわ」 とひめちゃんも誘います。 よっぽど怖いのでしょうね。 買い物に出かける2人。 やっぱり会話もなく、気まずいムードが・・・。 と、ひめちゃんが一人悶絶しそうになっていると、いおなちゃんから話しかけてきます。 「なぜ、白雪ひめって名乗ってるの?」 突然の質問にまたまたビビるひめちゃん。 そう言う理由だったの。 そう言う理由だったの。(我々) ・・・・。 再び沈黙。 このムードを察し、りぼんが「キュアテンダー」について尋ねると、いおなちゃんがお姉ちゃんの素敵なところを次々と嬉しそうに語り出します。 しかし、今の現状を思い出してしまし、再び重いムードに。 なかなかうまく噛み合わない2人です。 そのままスーパーマーケットに到着。 いつもひめちゃんが利用するお店のようです。 「どれも高級品ね!」 そして返す刀で、ひめちゃんにこう言うのです。 「わたしがよく行くお店、今日特売日なの。 そっちの方がお得よ!」 ・・・い、いおなちゃん、その眼、キュアフォーチュンの戦闘時の眼ですよ。 そしていおなちゃん行きつけのお店へ。 お安い卵にちょっと感動するひめちゃんの後ろにスッと、いおなちゃん登場。 どーーーん! 特売価格からさらに20円引き! しかも2人なら2パック買えちゃう! ・・・いつも持ち歩いているのね、クーポン券。 お財布も “がまぐち” みたいですし。 一通り、買うべきものを揃えていざお会計へ向かおうとするときに、ひめちゃんがあるものを発見! どーーーん! ・・・なんて “メタ” な。 いや、この世界じゃ普通にプリキュアが認識されていますのでね。 版権とかが気になりますが。。。 因みにこれ、「なっとうぎょうざ味」 !? キラキラ目でプリキュアスナックを見つめるひめちゃんに、いおなちゃんキッパリと言い放ちます。 「余計なものは買わないわよ」 「お金を大切に使う事の何がいけないのかしら」 しかし、ひめちゃんもとうとう、いおなちゃんに言っちゃいます。 「氷川さんの・・・ケチンボーーっ!」 これには、思わず吹きました! ここから「節約だ」「ケチだ」など、2人よる不毛な論争が繰り広げられるのですが、いじけ気味のひめちゃんがボソッと 「だって、お菓子食べたいんだもの・・・」 と呟きます。 まさに、対象年齢児とお母さんの風景そのもの! スーパーで良く見かけますよね、こんな親子。 それにしてもいおなちゃんってこんなにかわいい女の子だったんですね。 その 「庶民派」 は、すごく好感度アップです。 空手道場の娘(孫?)にして、「ハートキャッチ」のなみなみを彷彿とさせるこの生活感満開なオーラ、もしかしていおなちゃんも母親がいないのかもしれません。 だからこそ、あんなにお姉さんを尊敬し慕っていたのかも。 そして、この一見くだらない ひめちゃんといおなちゃんの一連のやり取りですが、お互いの「主張」がぶつかり合って、見事に会話が成り立っています! この時の2人は気付いていないかもしれませんが、やっぱりもう心は通じているのですね。 (くだらない口論ですが・・・) プリキュアスナックでレアカードを引き当て、超ゴキゲンのひめちゃん。 そんなひめちゃんに、とうとういおなちゃんが “あの事” について尋ねます。 「アクシアを開けてしまった時の事、訊いていいかしら・・・」 理由になるかどうかわからないけど・・・。 ひめちゃんも静かに語り始めます。 ブルースカイ王国の王族にはアクシアに祈りを捧げる儀式があり、あの日、ひめちゃんが祈りを捧げている時に、アクシアの箱の中から「わたしをここから出して」と言う悲しい声が聞こえたのでした。 アクシアがひめちゃんを利用した?! 初めて聞く事実に、いおなちゃんも 「なぜそれをもっと早く言わなかったの」 と問うてみるも、彼女の話に全く耳を貸さずプリンセスを責め続けたのは自分だと気付くのです。 自分だけが不幸を背負っていたと思っていた。 でも、あの子だって家族も国も失って・・・。 すっかり落ち込むいおなちゃんに、ぐらさんが話しかけます。 「自分の間違いを認めるのは勇気のいることさ」 あとは歩み寄るだけだぜ! そう、お互いもう「ごめんなさい」は済んでいるのです。 相手が歩み寄る事をためらっているなら、こちらから一歩踏み出せばいい。 この言葉に元気を取り戻すいおなちゃん。 ぐらさん、さすが! いい相棒です。 その時、ホッシーワがサイアークを伴って強襲! キュアフォーチュン猛攻! しかしそんなチョイアーク達の中に、高速移動のサイアークが混ざっていました! ただ、状況は非常に芳しくありません。 どう動けばいい・・・ そこへ攻撃を仕掛けるサイアーク! その時! 天空に舞う青き風! キュアプリンセス! プリンセスって、こんなカッコよかったっけ? さっき突然、いおなちゃんが走り去った事でまた、いおなちゃんにイヤな思いをさせたのかと思ったひめちゃん。 お互いの気持ちが完全に通い合いました! もう、2人にわだかまりも距離もありません。 さあ、早く帰ってパーティするわよ! 一気に形勢逆転と言っても過言ではありません。 実際には1人が増えただけなのですが、仲間の存在は数では計り知れない勇気やパワーを秘めているのです。 1人で戦っていたフォーチュンには特に。 フォームチェンジで一気に勝負です! そしてそのまま浄化技スターライトアセンションへ! あなたが来てくれて助かったわ、ありがとう それに応えるプリンセス。 帰り道。 まだ、自分のことを「ヒメルダ・ウィンド・キュアクイーン・オブ・ザ・ブルースカイ」 と呼ぶいおなちゃんに対し、「ひめでいいよ、いおな」 と今度はひめちゃんから “一歩踏み出し” ます。 そんな様子を見て、再び4人でハピネスチャージプリキュアとしてやっていきたいとめぐみちゃん。 もちろん、ひめちゃんにも、ゆうゆうにも全く異存はありません。 少しためらういおなちゃんの手をひめちゃんが引き寄せ、めぐみちゃんの手に! パーティにはそんな気持ちがいっぱいこもったウエルカムケーキが作られたのでした。 良かった! ひめちゃんといおなちゃん、友だちになれて本当に良かった! 本文にも書きましたが、和解は前回にちゃんと出来ているんです。 お互い、心から「ごめんなさい」と言えましたし、心も通じ合っていたましたから。 後は「距離」を縮めるだけ。 最初は少しギクシャクして噛み合わなかった2人も、くだらない事とは言え自分の気持ちをぶつけ合えた事でグッと距離は縮まりました。 いおなちゃんに声をかけられるたびにビビっていたひめちゃんが、スーパーから出てきたときのいおなちゃんの問いかけには 「なあに?」 って普通に返事が出来ていましたからね。 そしてとうとう、ひめちゃんがアクシアを開けてしまった理由も語られました。 まず、いおなちゃんにしっかりと話せたのが良かったです。 ちゃんと聞いてあげられなかったと反省するいおなちゃんですが、多分、あの頃のひめちゃんならちゃんと話せたかどうかもわかりません。 それがさらなる誤解を生んでいた可能性もあります。 なので、このタイミングが一番ベターだったのかもしれませんね。 スーパーの買い物で絆が深まると言えば、プリキュア5の 「合宿の買い出し回」 が思い出されますし、プリキュア同士でも少し気まずい2人と言えばフレッシュの 「美希たんとせつなの回」 が思い出されます。 また今回は色んな小ネタも所々に散りばめられていて、プリキュアファンとしてはついニヤリとしてしいます。 後は、やっぱりブルーとミラージュの関係ですね。 当初の予想通り、昼ドラ並みのドロドロ愛憎劇が待ち受けているのでしょうか?! さすがに 「ニチアサキッズ」 には相応しくないと思います。。。 さて今週の10周年記念おめでとうメッセージは、「今日からわたしをひまわりと呼んで」でお馴染み?のひまわり娘、 キュアブルームさん! 本当におめでとうナリ~ いぇい! ですね。 にほんブログ村
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| 2014-07-06 22:36
| プリキュア
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