by boterou
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本日のイノセントフォーム覚醒は、「ごはん娘」(← ホッシーワさん命名) のキュアハニーこと大森ゆうこさん。 まあ、彼女の場合は、なんとなく既に「イノセント」の域に達しているような気も・・・。 と言うか、フォームチェンジしなくても全然大丈夫にすら思えますね。 愛・信念・ブレない心。 どれをとっても、全くスキがなく、達観レベルでは? あっ、そうそう、今回より本当に「10周年記念ありがとうメッセージ」がありませんでした。 あまりのアッサリぶりに、ちょっと拍子抜けと言うか寂しいと言うか。 せめてそれなら先週のホワイトさんに「わたしでラスト」的な事でも言って欲しかったかな。 何かしらサプライズでも・・・なんて思っていたのですが甘かった。 (・・・えっと、エコーさんはやっぱり “幻” のままなんですね・・・。) ハピネスチャージプリキュア 第35話 「みんなでおいしく!ゆうこのハピネスデリバリー!」 今回は、あの合法ドラッグと言っても過言ではない中毒性100%、ゆうゆうの「ハニーキャンディー」の作り方講座からスタート! ゆうゆうのクッキング講座の途中に、いおなちゃんたちがワイプで 「やけどしないようにね。」 とか注意喚起するのが良いですね。 そして最後に、「おいしくな~れ~」 とゆうゆうの「愛」を注入。。。 はたまた呪文・・・。 のりのりで「愛」を注入するめぐみちゃんと、微妙なお二人。 その時、ゆうゆうのお母さんから、お弁当が出来たので配達をお願いとの事。 しかしその数、ハンパなきこと山の如し?! 当然、めぐみちゃんはお手伝いを申し出ます! すっかりめぐみちゃんの理解者です?! いおなちゃんも 「良いトレーニングになる」 と気合マンマン。 いついかなる時もトレーニングを怠りません・・・。(いや、腕を鳴らさない。) 結果、お弁当の配達をみんなで手伝う事になりました。 ぴかりが丘での「おおもりご飯弁当」の評判は上々! アイディアに煮詰まるマンガ家さんも、忙しいお母さんも、お疲れのモデルさんも、みんなこのお弁当で元気とハピネスをチャージ! そして、最後の配達は 三ツ谷さんという豪邸。 呼び鈴を鳴らすと出てきたのは、肩にオウムをのせた一人の老婆。 ゆうゆうの顔を見るなり 「遅ーーーーっい!」 と、一喝!? タチの悪いクレーマーのようですね。 我慢しきれず反論するひめちゃんにも、「あんたは商売を何にもわかってない!」 と説教する始末。 なかなかの “モーレツばあさん” です。 (昭和のマンガにはよく登場したキャラですよね。) 三ツ谷邸を後にした4人。 「ゆうこも大変だね。」 と声をかけるひめちゃんに、「そんな事ないよ。」 とゆうゆう。 完・食・! ・・・ツンデレばあさん?! それじゃ、素直に言えばいいのにと訝しげるひめちゃんに、「嬉しくても素直になれない人だっているのよ」 といおなちゃん。 みんなが、「おおもりご飯のお弁当」を楽しみにしてくれて、それを美味しく食べてくれている姿を想像すると、とても嬉しくなっちゃう。 中2にして、既に自分の仕事に喜びと生きがいを見出しているゆうゆうはスゴイ! 2代目「おおもりご飯」の安定はおろか、繁栄は間違いなし! 数日後。 三ツ谷のばあさん、またまたおおもりご飯にお弁当を注文。 「あの子を呼ぼうか・・・いや、お弁当を頼もうか」 と誰もいないのに独り言を自ら訂正。 お弁当は元より、相当、ゆうゆうもお気に入りのようですね。 そこへ現れたのは、「おおもりご飯」にある種の畏怖を覚えているホッシーワさん! (確かに、この「お弁当屋さん」は、かなりの恐怖かも?!) ばあさんを捕え、サイアークを生み出します! 異変を察知しためぐみちゃんたちが駆けつけ、プリキュアに変身。 戦闘開始です! プリンセス爆弾ボンバーで相手の牽制! しかし、サイアークはなかなか手強い! 特攻で、ラブリーとフォーチュンを蹴散らし、そのままプリンセスに激突させます。 ラストの左ストレートなんて、えげつないパワーを感じます?! 攻撃、防御、補助、ご飯、なんでもOK! 「ごはんなんてなくなればいい」 と言うホッシーワにも、「ごはんがなくなったら、お腹がすいた時困るでしょ!」 と哲学的な答えをキッパリと返すハニーさん。 これに 「ご飯もお菓子も同じだよ、どっちも食べ物で、どっちも美味しい」 とますます哲学的な返答を述べるハニーさん。 そしてそのまま 「しあわせごはん愛のうた」 を熱唱。 ・・・ミュージカルっぽくなって参りました。 食べ物に対する敬意に全くブレがありません。 これこそ、イノセント ですよね。 と、いう事で、キュアハニーもイノセントフォーム発動です! 「おいしいものを食べれば幸せになれる。あなたもそうでしょう? おいしいものが好きなあなたならわかるはずよ。」 ホッシーワにそう語りかけるハニー。 虚を突かれたホッシーワは返答に困ってしまいます。。。 彼女もまた、過去に訳ありのようですね。 そしてハニーテンプテーションでサイアークの動きを封じ、ハピネスビッグバーンで浄化。 戦闘終了です。 で、お弁当を三ツ谷のばあさんに届けるゆうゆう。 当然、「遅い!」 とのお叱りが。(原因の一端はあなたですよ・・・) 「まだかなー 今どのへんかなー まだかなー」 これを聞いて、大喜びのゆうゆう。 今度はお店に食べに来てとお誘いし、ばあさんもハニーキャンディは店でももらえるのかと。 ゆうゆう感激! (ぴかりが丘は好きなようですのでね。) ゆうゆうもイノセントフォームに。 と言うか、この方の心境には、何ら変化はありません。 つまりいつでもイノセントフォームを発動できたのではないかと・・・。 いおなちゃん、ひめちゃんと順番に発動し、さすがにラストはめぐみちゃんだし、じゃあ、そろそろ自分の番かな?ってな感じで今回の発動になったのでは。 と、思っちゃうくらい、気配り満点の大森ゆうこさん。 頑固な老人の気持ちをヒロインの屈託ない愛や真心で溶かしていくというのは、ある種の王道展開。 まあ、アニメでは最終的に心を開いてくれるのでいいのですが、実際にはそう簡単にはいきませんよ。 一旦、意固地になった年寄りほど手に負えない事はありません。 そして、ゆうゆうのような菩薩チックな子だって、ほぼ存在しないでしょう。 つまり、生半可な気持ちで意固地な老人に優しく接すると、かえって痛い目に合うという事です。 だから、たまにはこう言った老人に逆に厳しく説教するヒロインなんて出て来ないかな? お年寄りは大事にしないといけません。 しかし、間違った事やダメな事をちゃんと指摘することも大事なのです。 「老害」などと言われないためにも、そして、みんなで共存していく社会にするためにも。 素直になれないというのもよく分かります。 ひめちゃんに「商売」について説教したことを見ても、おそらく他界された旦那様と二人三脚でお仕事を頑張って来られて、今の豪邸があるのでしょう。 ただそのため、家族以外と親しく接することもなく、常に気の張った人生を送って来て現在に至る。 素直になれないというよりは、どうすればいいのか分からないという方が正しいのかもしれませんね。 それでも、「遅い」と怒られる事を承知で、なぜゆうゆうがばあさんの配達を最後にしているのか。 こう言ったことにちゃんと気づいてあげて、お礼を言えるようなばあさんにならないと。 (もし、気付いているのなら、尚更です。) ・・・以上、高齢化社会が抱える心の問題についてのレポートでした? にほんブログ村
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| 2014-10-05 16:02
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