by boterou
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10/13 大阪に台風接近。 なので、本日は近くのショッピングモールへ映画を観に行きました。 ハピネスチャージプリキュア! 「人形の国のバレリーナ」 さらに姉も「妹が行くならわたしも行く」と。 結局、3人でおでかけ。 まあ、ショッピングモールの映画館にボッチ参戦はいささかハードルが高いので、ありがたいと言えばありがたいのですが、若干、出費がかさんでしまいました。 (昨年までは、「家計」で賄われていたのですが、今年は12月の某アイドル活動アニメに使われたので、プリキュア分は予算が否決されてしまいました・・・。) 車で約15分。 某ショッピングセンターへ到着。 午前中、娘たちはお勉強をさせられておりましたので、午後3時からの回にしたのですが、会場について驚愕! なんと・・・キュアハートさん が来るそうなのですよ! ・・・ちゃんと調べてくれば良かった。 さすがに、このために2時間遅らせる何て言えませんので、泣く泣くこれを諦め、4階の映画館へと向かうのでした。 さてさて、前置きが長くなりました。 まずは一言。 良かった! 予想以上におもしろかったし、泣かされました。 正直、「ハピネスチャージ」 自体はこれまでの作品の中では、ちょっと・・・と言ったところもあり、映画版もそれほど大きな期待はしていなかったのですが。 本編より、ずっと素晴らしいですよ。 何より主人公、キュアラブリーがとても魅力的になっておりました。 これでこそピンクプリキュア! それでは簡単ですが、あらすじと感想などを。 この先、ネタバレ等が含まれておりますので、ご注意ください。 保育園で人形劇のボランティアをしていためぐみちゃんたち。 その人形の中に見慣れない1体の女の子の人形。 彼女は自らを 「人形の国ドール王国」 の住人の 「つむぎ」 と名乗ります。 そして、そのドール王国が今、サイアークに侵略されており、プリキュアに助けを求めるためにやって来たのだと。 それを聞いためぐみちゃんたちは、当然、つむぎちゃんたちを救うためにドール王国へと向かうのですが、そこには罠が仕掛けられていたのです。 果たして、プリキュアたちはドール王国を救う事ができるのか。 ざっと、あらすじ(と言うか、導入部分)はこんな感じです。 プリキュア映画の定番の流れではあります。 しかし、プリキュアとしては、なかなかシビアな問題に挑戦していました。 プリキュアにも、できない事はある・・・。 「みんなが幸せになるために頑張る!」 と言うプリキュアですが、つむぎちゃんにその限界を突き付けられてしまうのです。 これが今作のメインテーマだったように思います。 踊る事が大好きで、将来はバレリーナを夢見ていたつむぎちゃんに突然の病魔が襲い、足が動かなくなってしまうのです。 (しかしつむぎちゃんのためにつくられた「ドール王国」では足は自由に動き、大好きな人形たちも “生” をうけて一緒に遊べるのです。) 夢も希望を断たれたつむぎちゃん。 謎の難病が相手ではさしものプリキュアでもどうすることもできません。 しかしこの問題に、正面から素直にぶつかっていったキュアラブリー。 本放送では、やや存在感が薄く、今一つキャラが確立されていないような印象ですが、この映画の中ではまさに「愛」のプリキュア! つむぎちゃんの事情を知らなかったとはいえ、軽率に「何でも助けてあげる」と言った事もキチンと謝り、その上でもやっぱり、できないなりにも何とかしたいと涙で訴えるシーンは、とっても素敵でした。 思わず泣いちゃいました。 そしてそんなラブリーの想いに、自分の事を何とかしようと真剣に考えてくれる人がいる事を知り、今まで絶望から全てを拒絶していたため、そういう人が見えなかったのかもしれないと感じるつむぎちゃん。 踊れないのは幸せではないけれど、そんな人たちがいることは、自分にとって小さな幸せであることに気付くのです。 ちょうど前回放送でイノセントフォームを発動したキュアラブリーにリンクするような展開。 安易に人助けを買って出ていた頃のラブリーなら間違いなく心が折れていたかもしれませんね。 今回もプリンセスたちの励ましはありましたが、やっぱり自分自身の心が強くなっていた結果でしょう。 本放送でラブリーさんに物足りなさを感じる方は、ぜひこの映画を観ていただきたい。 これぞ「ピンクプリキュア」という、王道に満ちております。 その他、箇条書きで感想などを。 とにかく、作画が素晴らしい! TV版と最も違ったのは作画。 もう、別の作品と言ってもいいくらい、雰囲気が違っていましたし、明らかにめぐみちゃんたちが可愛くなっておりました。 特に、ドレスアップした舞踏会のシーンは完全に別人でしたし、バトルでの鬼気迫る表情も迫力満点。 全体的にシャープと言うか、力強さがありました。 この半分くらいでも、TV版で出せたら・・・。 とにかく、バトルがカッコイイ! 映画のクライマックス、ラストバトルが超絶カッコいい! ほぼ、少年バトルマンガの域です。 また、この時に流れる映画オリジナル挿入歌「勇気の生まれる場所」も、シーンを大いに盛り上げるのですよ。 この曲、先にCDは購入しておりましたが、ここしかないという場面でイントロが流れてきた瞬間は、まさに鳥肌ものでした。 ただ、プリキュアのバトルで所謂バンク技が多かったのが少し気になりましたけどね。 (それでも、ラストバトルで怒りを覚えたプリキュアたちのバンク技はちゃんと表情が怒りモードになっていました。) とにかく、バトルがカッコイイ! part 2 ラブリーのライジングソードがとにかくカッコ良かった。 何なら剣術対決なんかも見たかったくらいです。 突っ走るラブリーとプリンセスと、フォローに回るハニーとフォーチュンと言ったチームバトルも確立されていましたが、フォーチュン単体でパンチキックを見舞うシーンもあり、本当に個々の戦闘スタイルを上手く描けておりました。 そしてラストのラブリーの新フォーム 「スーパーハピネスラブリー」 に戦闘でボロボロになったプリンセス、ハニー、フォーチュンが手を重ねていくシーンでも、思わず涙を流しちゃいました。 やっぱり4人でハピネスチャージプリキュアですからね。 とにかく、安定のヒメルダ! 妄想し、暴走する、安定のひめちゃんは、やっぱり不可欠! ジーク王子とのツーショットシーンでの “くだり” は、この映画の「裏の名シーン」! それでいて落ち込んだラブリーを真っ先に元気づける最高の親友でもあるのです。 少々重たい雰囲気になりそうな今作の中では、ふなっしーと並んで、非常に重要な役割だったと思います。 ジーク王子がイケメンすぎ! 映画の前から、実は悪役ではないか・・・と言われていた白馬の王子ジーク。 つむぎちゃんが大切にしていた人形の王子様。 予想通り、プリキュアに剣を向け戦闘を挑んでくるのですが、それも全て大好きなつむぎちゃんのため。 これらがブラックファング(今作の大ボス)がつむぎちゃんをそそのかして仕組んでいたことが分かると、つむぎちゃんを守るため、ブラックファングに立ち向かっていくのです。 このシーンでも泣かされてしまいました。 (まさか、イケメン王子に涙するとは・・・) また、途中でつむぎちゃんが 「本当はこんなことでは幸せにはなれない」 と気づき始めている事もちゃんと感じていました。 優しく、勇敢で、忠誠心に満ちた、まさにイケメン。 映画も役立たずかと思いきや?! 「ドール王国?聞いた事がないな・・・うわ~」 と映画でも役立たずで終わると思ったブルーさんには、分身して世界のみなさんにミラクルライトをお願いするという重要任務が課せられていました。 ・・・唐突に分身したブルーさんに嘲笑も。。。 でもさすがはブルーさん、この時のミラクルライトは失敗に終わるというプリキュア映画史上、最大のぽかーんを誘発しました! いおなちゃんだけ、私服がTV版と違っていた。 う~ん、僕得! かわいい! 当初から不信感を抱いていたゆうゆうといおなちゃん その上で楽しみながら考えようと言ってのける、ゆうゆうが凄すぎる。 ゆうゆうは人形と、いおなちゃんはぐらさんとダンス。 よしよし。 しかし、ぐらさんはオトコ前。(さすが渡哲也?!) 何気に舞踏会を楽しむ誠司君。 ドレスアップしためぐみちゃんにキュンとなる誠司君、頑張れ!(←何を?!) つむぎちゃんのお友達3人組がかわいい! 特にメガネっ子(← やれやれ・・・) 後半は涙が止まらない。。。 昨年の「ドキプリ」同様、爆発的な号泣じゃないんですけど、ずっと、じわじわさせられるんですよ。 因みに我が娘2人とも泣いておりましたし、妹なんてけっこう号泣レベル。 6歳・10歳なら、十分、ストーリーが分かるんですね。 この後最大のネタバレですので再注意! つむぎちゃんの足。 映画のラストシーンは、つむぎちゃんがバレエの発表会に立つ瞬間で「おしまい」となるのです。 当然、発表会に出るくらいですから足は完治しているのでしょう。 めぐみちゃんたちが応援するシーンの前には、ご両親が涙ぐんでいるカットもありました。 ここ、賛否が分かれるところでもありますが、個人的にはやっぱり つむぎちゃんの足は治って良かったと思います! ラストバトルの時のラブリーとのシーンで、つむぎちゃんは絶望を乗り越え、今の自分を受け入れる覚悟を決めています。 なので、足が治っていないままでも、友だちと笑顔で遊んでいるシーンのラストでも良かったかもしれませんが、やっぱり基本は子ども向けの作品ですので、一番わかりやすいハッピーエンドがプリキュアにはふさわしいと思うのです。 何より、つむぎちゃんの足を動かなくしたのは ブラックファング でしたからね。 (自身の野望のために、夢を強く抱いている子を絶望に落とし、その負のパワーを抽出するという、最近の敵キャラではゲス中のゲス!) その敵が倒されたのなら、元に戻るのも自然の流れだと思うのです。 ただ現実には・・・。 なかなか考えさせられた結末でした。 とまあ、今作は少し重いテーマではありましたが、作品としてはとても素晴らしく、ストーリー、音楽、作画ともかなりの高水準だったのではないでしょうか。 敢えてあまり触れていませんでしたが、ゲスト出演のふなっしーの子ども人気の高さは異常。 特に冒頭に登場した時の場内の歓声?奇声?は凄かったですから。 案外、世界観もあっていたかもね?! プリキュアファンなら観て損は無い作品です。 素直に、おもしろかったです。 あっ、今回もクリアファイル買っちゃいました。。。 当然、フォーチュンさんです。 因みに2冊入りで、もう1冊は「あんみつ小町」でございます。 にほんブログ村
by boterou
| 2014-10-14 01:40
| プリキュア
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