by boterou
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8/14 対 阪神 7-3 完敗。 ちょっと、手痛い2連敗。 首位阪神さんが、遠くなっていくばかりか、ヨミウリさんとも差が見え始めて来ました。 やっぱり、この2チームなんでしょうかね。 まあ、そうは言っても、今日の負けはある程度想定内。 だって、先発が藤浪投手vs古野投手ですよ。 方や最多勝を狙おうかと言う若きエース、方や手薄な先発陣を補ってよく頑張ってくれていますが、6月以降白星がなく、しかもここ3試合、5回も持たず連続KOを喰らっている完璧な谷間投手。 なんとか粘ってくれれば、なんとかなるかとも思いましたが。。。 なんとかなりませんでした。 良かった時の制球力も、強気な攻めも完全に影を潜め、相手の打ち損じを誘うようなボール球主体の弱気なピッチングでしたし、逆に下位打線には慎重さの欠ける中途半端な攻めで痛打を浴びる、チグハグな内容でした。 確かに先発ピッチャー不足なのは重々承知です。 ファームを見てもこれと言うピッチャーがいないのも寂しい話ですが。 前回、4回で降板した石山投手を中5日で回しても良かったんじゃないでしょうか。 明日は館山投手なので、おそらく石山投手は3戦目だと思いますが、ファームで好投した成瀬投手を3戦目に持ってくるのも一つの手かなと思いました。 古野投手と成瀬投手の「天秤」は微妙ですけど、一応、8日の千葉ロッテ戦では7回を無失点に抑えてますからね。 ファームですけど。 そんな古野投手、今日もやっぱり駄目でした。 特に・・・ 得点をあげた直後に失点。 下位打線に痛打。 ノーアウトから死球と四球でランナーを出して大量失点という、最悪な流れ。 これでは勝てません。 2回裏に1点先制するも、直後の3回表、この回先頭の7番江越選手にあっさりと同点ホームランを打たれるのです。 2回表に、ゴメス選手、マートン選手が2人続けて走塁ミスをヤラかし、その裏に先制点が入る完全なスワローズペースになりかけたところのこの一発。 打率2割にも満たない大振りの選手にボールが先行し、ストライクを取りに行った球が高めに浮いたところを思いっきり叩かれると言う、非常に悔いが残る失点となりました。 しかし、またまた3回裏に1点を勝ち越すスワローズ。 すると、またまたその直後の4回表に、先頭のゴメス選手に死球、マートン選手に四球を与え、まさにひとり相撲でピンチを招く古野投手。 それでも6番今成選手、7番先ほどホームランを打たれた江越選手を打ち取り、ツーアウトまでこぎつけます。 ランナーは1,3塁。 そして打席には8番鶴岡選手。 今日のポイントです。 打率は2割そこそこですが、意外と打撃の良い捕手。 なので、ボール球で誘って、最悪、四球で藤浪投手勝負の場面。 もちろん、鶴岡選手で切れれば文句なし。 1,2球は際どいコースをついてカウント1-1。 しかし3球目のフォークが抜けて真ん中に入ってしまいます。。。 これをキッチリとらえられ、3塁線を抜くタイムリーツーベースとなってしまいます。 またすぐ2対2と追いつかれてしまいました。 しかし、残念ながら、これで終わりませんでした。 なんと続く藤浪投手にも初球を叩かれ、2点タイムリーツーベースを浴びてしまいます。 これはダメでしょう。 初球を打たれるなんてあまりに不用意すぎますし、8番9番に連続タイムリーって。 ここで得点された事より、序盤、不安定だった藤浪投手がこれですっかり気をよくしたのか、ピッチングがガラッと良くなっちゃった事が痛かったかもしれません。 上記の得点経過でも分かりますように、序盤はスワローズが先行していたのです。 藤浪投手も不安定でしたし。 まず2回表、雄平選手、デニング選手の連打でノーアウト1,2塁と藤浪投手を攻めたてます。 現状は1番に起用するのもいいかもしれませんね。 ここで打席は7番今浪選手。 今日は大引選手はお休み・・・って、Why?? なんなら、今、スワローズで最も調子が良いバッターじゃないっすか?? まあ、腰に持病がありますので、人工芝の神宮は少々キツイのかもしれませんが、ここで今浪選手が初球をあっさり打ち上げてしまったバッティングを見ると、やっぱり大引選手の方が良かったんじゃないかと思ってしまいます。 続く8番中村選手はうまくライト前に運ぶも、福留選手のファインプレーに阻まれ、2アウト。 打席は9番古野投手。 しかし古野投手のフルスイングに驚いたのか、ここで四球を出してしまうのです。 (打席に入る前に、杉村コーチが何やら耳打ちしていましたが、おそらく思いっきり振ってビビらせろって感じだったのかな?) そして続く1番三輪選手(←本日スタメン!)にもストライクが入らず、押し出しで先制点をいただきました。 1対0。 なおもツーアウト満塁で、2番川端選手。 ここをつなぐと大量点のチャンスでしたが、なぜか急に藤浪選手のスライダー、ストライクが入り出します。 川端選手が虚を突かれた様な、空振り三振を喫してしまいます。 ここで崩れないのはさすがでした。 そして3回裏も、山田選手のツーベースから、藤浪投手のワイルドピッチで1点を追加と、まだまだ波に乗り切れない藤浪投手だったんですが・・・。 自身でタイムリーを放ってからは、完全に別人。 今日は7回を投げた藤浪投手。 1~3回 被安打3、四球5、失点2 4~7回 被安打1、四球0、失点0 数字にはっきりと現れております。 バッテリーには打たせるな、鉄則です。 しかし3回までに四球を5つももらって2点しか取れなかったのも、振り返ればかなりの拙攻ですよね。 今日は投打とも粘りがありませんでした。 古野投手が4回でマウンドを降りましたので、当然、継投となったのですが、秋吉投手、ロマン投手、オンドルセク投手が仲良く1失点。 先日の中日戦のようにリリーフ陣が粘って、終盤逆転に持ち込みたかったのですが、逆に点差は広がる一方。 打線も立ち直った藤浪投手を崩せません。 8回からは阪神も継投に入りましたが、1点を返すのがやっと。 9回、(4点差があったので)マウンドにあがった岩本投手を攻め、三輪選手、川端選手が連打で出塁するも、ここで登場した阪神クローザーの呉投手を前に、3番山田、4番畠山、5番雄平がまさかの3者連続三振。 雄平選手はツーストライク目の外のストレートの判定に納得がいかないまま、不貞腐れたような空振りで三振でしたね。 気持ちは分かりますが、もっと、集中しましょう。 とにかく、今日の負けで残り2戦は死に物狂いで勝たなければなりません。 CS出場が目標なら勝負はまだ先ですが、「優勝」を狙う以上はここでの負け越しは非常に厳しくなります。 いつの間にか阪神さんは貯金が8つ。 こちらはギリギリの貯金1つ。 明日、明後日、連勝してようやく6つと3つですから。 混戦だったセ・リーグもここへきて、AクラスとBクラスがやや分かれて来ました。 ただ、連敗が嵩むと、すぐに下も迫って来ます。 先発が苦しく、打線も下降気味の今が正念場です。 なんとか粘って喰らいついていきましょう! にほんブログ村 東京ヤクルトスワローズ ブログランキングへ
by boterou
| 2015-08-15 02:25
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